ハンドクリーム乳液代わりで叶える最速時短スキンケア方法

「ハンドクリーム乳液代わりにできるのかな？」と考えたことはありませんか？

忙しい毎日、スキンケアをもっとシンプルにしたいと思うこともありますよね。乳液を切らしたときや、手持ちのアイテムを活用したいときに、ハンドクリームが代用できれば便利です。でも、本当に顔に使って大丈夫なのか、肌トラブルの心配はないのか気になるところ。

この記事では、ハンドクリーム乳液代わりに使うメリットやデメリット、選び方のポイントを詳しく解説します。

さらに、実際に乳液代わりに使えるおすすめのハンドクリームも紹介するので、スキンケアを時短しながらうるおいをキープしたい方はぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

ハンドクリームを乳液代わりに使えるかどうか
ハンドクリーム乳液代わりのメリットとデメリット
乳液代わりに向いているハンドクリームの選び方
実際に使えるおすすめのハンドクリーム

ハンドクリームは乳液代わりに使える？その疑問に答えます

結論から言うと、ハンドクリームを乳液代わりに使うことは「可能」です。

ただし、すべてのハンドクリームが顔に適しているわけではなく、メリット・デメリットを理解した上で使う必要があります。まずはハンドクリームと乳液（顔用の保湿乳液）の違いを押さえましょう。

ハンドクリームと乳液の違いは？

ハンドクリームは手の乾燥や荒れを防ぐために作られた保湿クリームで、乳液は顔の保湿ケアに使われるスキンケアアイテムです。肌の部位によって特徴が異なるため、配合成分や質感にも違いがあります。

一般に顔の皮膚は薄く皮脂分泌が多めなのに対し、手の皮膚は厚く皮脂が少ないので乾燥しやすい傾向があります。そのため、ハンドクリームには油分が多く含まれ、こっくりとしたテクスチャーのものが多いです。

一方、乳液は水分と油分のバランスが良く、伸びが良い軽めの使用感のものが一般的で、顔の繊細な肌にも刺激を与えにくい処方になっています。さらに、ハンドクリームには尿素やメントールなど手肌のケアに特化した成分が入っている場合がありますが、これらは顔には刺激になることもあります。

乳液代わりに使うメリットとデメリット

ハンドクリームを乳液（フェイスクリーム）代わりに使うことには、いくつかのメリットとデメリットがあります。

メリット:

高い保湿力: ハンドクリームは手荒れを防ぐため油分が多く保湿力が高めです。乾燥がひどい肌には、顔用乳液よりもしっとり感が持続する場合があります。
手軽さ・経済性: 乳液を切らしてしまったときでも、手持ちのハンドクリームで代用できれば新たに購入する手間が省けます。価格も手頃なものが多く、1つで全身に使える製品ならコスパも◎です。
多用途で便利: 中には顔・手・体に使えると明記されたクリームもあり、旅行や外出時にアイテムを減らせる利点もあります。

デメリット:

ベタつき・重さ: ハンドクリームは油分が多いため、顔に塗るとテカリやベタつきが気になることがあります。メイク前に使うとファンデーションがよれたりする可能性も。
肌トラブルのリスク: ニキビができやすくなる恐れがあります。とくにオイリー肌や混合肌の方が濃厚なハンドクリームを顔に塗ると、毛穴を塞いで吹き出物の原因になることがあります。
刺激の可能性: ハンドクリームに含まれる成分によっては顔には刺激が強いことも。例えば尿素配合のものは角質ケアには優れますが、顔には刺激となる場合があります。また**香料やアルコール（エタノール）**が強い製品も、顔に塗るとヒリヒリしたり赤みが出る恐れがあります。

以上のように、ハンドクリームを顔に使うのは一長一短です。ただ肌質によってはうまくマッチするケースもあります。乾燥肌の方などは、手用でも刺激の少ないクリームなら顔もしっとり潤うことがあります。

一方、脂性肌・ニキビ肌の方は避けたほうが無難でしょう。次に、実際に乳液の代用として使えるハンドクリームを選ぶポイントを見ていきます。

ハンドクリームを乳液代わりに使うときのポイントとおすすめ商品

どんなハンドクリームが乳液代わりに向いている？

ハンドクリームを顔の乳液代わりに使うなら、できるだけ顔用製品に近い低刺激なものを選ぶのがポイントです。以下のチェックリストを参考にしてください。

配合成分が肌に優しい: 顔のスキンケアにもよく使われるヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、グリセリンなどの保湿成分が入っているものがおすすめです。これらは顔用の化粧水やクリームにも配合されており、肌にうるおいを与えてキメを整えてくれます。逆に尿素や強いアルコール（エタノール）が入ったもの、メントールなど刺激感のある成分が含まれるものは顔には不向きです。また合成香料や着色料が多いものも刺激の原因になるので避けましょう。無香料・無着色の敏感肌向け処方だと安心です。
テクスチャーと使用感: 顔に塗るなら伸びが良くベタつきにくいクリームが向いています。例えば「サラッと馴染んでべたつかない」と評判のものや、「オイルフリー処方」「ジェルクリームタイプ」のハンドクリームだと、顔に塗っても重くなりにくいです。逆に超濃厚でワセリンのように膜を張るタイプは、夜のスキンケアには良くても日中は向きません。
顔・体OKの表示: パッケージに「顔にも使える」「全身用」などの記載があるとベターです。製薬会社系の薬用クリームなどは、顔や体の荒れにも使えると明記されているものがあります。そのような製品は顔への安全性にも配慮されているので選びやすいでしょう。

以上を踏まえて、次にAmazonで購入可能なおすすめのハンドクリーム3選をご紹介します。それぞれ乳液代わりに使いやすい特徴を持った製品で、実際の口コミ評価も高いものをピックアップしました。

実際の口コミと評判

ニベアクリームの口コミ

長年愛されているだけあり、「保湿力が高くコスパ最強！」との声が多数です。特に青缶の大容量は「家族で毎日使ってもなかなか無くならない」と評価されます。敏感肌のユーザーからも「子供の頃から使っていて顔にもボディにも安心」と好評です。ただ一方で「やっぱり少しベタつく」「塗ったまますぐ外出するとテカる」という意見もあり、使用量やタイミングを工夫している人も見られます。

ザーネクリームの口コミ

「無香料で刺激がなく、顔に塗っても安心」という評価が目立ちます。実際に顔のスキンケアに取り入れている人も多く、「肌荒れがすぐ治まった」「翌朝のしっとり感に感動」といった嬉しい報告が寄せられています。特に乾燥による赤みやかゆみがある時に重宝するようです。ネガティブな点としては「サラッとしてる分、もう少ししっとり感が続けば…」という声も少数あり、極度の乾燥肌の方は重ね塗りするなど工夫しているようです。

ユースキンAの口コミ

「これ以外考えられない」「一家に一つ常備」という熱烈なファンがいるほど評判は上々です。「ひび割れた指先が翌日には改善」「ガサガサのかかともしっとり」など、その高い治療効果を実感する声が多数あります。顔に使ったレビューでも「粉吹いた頬がうるおった」「翌朝の肌が柔らかくなった」と保湿力に満足する意見が多いです。ただし、やはり匂いとベタつきについては賛否が分かれ、「薬っぽい匂いが苦手」「塗った後はテカリが気になる」という指摘も。そこさえ気にならなければ★5評価がつく実力派と言えるでしょう。

こんな人には向かない？使用時の注意点

ハンドクリームを乳液代わりに使う際は、自分の肌質や状況に合わせて注意することが大切です。まず、脂性肌・ニキビ肌の方にはあまり向きません。油分リッチなハンドクリームは毛穴を詰まらせ、ニキビや吹き出物を悪化させる可能性があります。このような肌質の方は、無理に代用せず顔用の乳液やオイルフリーのジェルなどを使う方が安心です。

また、敏感肌やアレルギー体質の方は必ずパッチテストをしましょう。腕の内側など柔らかい部分に少量塗ってみて、赤みやかゆみが出ないか確認してから顔に使ってください。ハンドクリームによっては「顔には使用しないでください」と注意書きがあるものもあります。その場合は顔への使用は避けましょう。メーカーが想定していない使い方でトラブルが起きた場合、自己責任になってしまいます。

さらに、使用するときは塗る順番にも気を付けます。基本的にスキンケアの最後の仕上げにクリーム代わりとして使うのがおすすめです。洗顔後すぐにハンドクリームを塗るのではなく、まず化粧水でしっかり水分補給をしてからにしましょう。必要であれば美容液なども使い、その後にハンドクリームを薄く伸ばします。こうすることで、水分の蒸発を防いでうるおいを閉じ込める役割を果たしてくれます。

日中に顔に塗る場合は、ごく少量にとどめるか、化粧下地との相性に注意してください。テカリが気になるときはティッシュオフするなど工夫しましょう。また、目の周りなどデリケートな部分は避けるか、塗るとしても薄く伸ばす程度にしてください。

最後に、ハンドクリームで代用するのはあくまで一時的な措置と考えると安心です。肌の調子を見ながら、「ちょっと乾燥が気になるときに応急処置で使う」くらいの位置付けにしましょう。普段のスキンケアではできるだけ顔用に作られた乳液やクリームを使い、どうしてもの時にハンドクリームを活用する、というスタンスがお肌にも優しいです。